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自主企画製品 S★スペラー(商標登録番号:第6382913号

「川崎ものづくりブランド」認定取得のお知らせ

 このたび当社の多機能プラスチックヘラ「S★スペラー」が「川崎ものづくりブランド推進協議会※1」が主催する「第21回川崎ものづくりブランド※2」に認定されました。強度・薄さを維持しつつ、両刃形状に改良された多機能プラスチックヘラであり、従来の用途である自動車のラッピングやステッカー「剥し」に加え、油汚れや泥を「落とす」、窓フィルムやシートを「貼る」といった広範囲な機能を持たせている点が特徴になります。また、2020年の販売開始以降、OEM製造を加えて累計6万本以上の販売実績を有し、こうした独自性・先進性ならびに販売実績を評価いただいた認定となります。
 今後も金型・成形の当社コア技術をベースとした新企画商品開発等、ものづくり革新に邁進してまいります。

S★スペラー製品ラインナップ

現在14種類を揃えておりますが、ヘラ先の形状やグリップ形状がそれぞれ異なります。お客様のご用途に合わせて最適な製品をご提案させていただきます。サンプルもご用意しておりますので、ぜひご相談ください

S★スペラー使用感の評価について

第三者評価として、コニカミノルタ株式会社様にS★スペラーの使用感をご評価いただきました。他社製品に比べ、当社のS★スペラーの先端が細く且つ丸みを帯びた形状により、変形しやすいフィルムから剥がす場合に圧倒的に使用感がよいとの優位性が明らかになりました。この使用感は是非お手にとって試していただければ幸甚です。



※1 川崎ものづくりブランド推進協議会
 「川崎ものづくりブランド推進協議会」は、川崎市内中小企業の製品・技術の優位性や潜在能力の高さを市内外に発信し、市内製造業等の競争力向上に寄与するために、川崎市、川崎商工会議所を中心に設置された協議会です。
 会長である川崎商工会議所会頭、特別顧問である川崎市長のもと、産業支援機関、金融機関、業界団体、学識経験者らが結集し、ブランド認定事業や広報支援、展示会出展を通じた認定製品・技術の販路開拓活動などを実施しております。
※2 「川崎ものづくりブランド」
 「川崎ものづくりブランド」とは、川崎市内中小製造業等の製品・技術のうち、「川崎ものづくりブランド推進協議会」より、独自性、先進性、品質管理力、販売実績、将来性、社会貢献度等の面で優れたものとして認定された製品・技術であることを示すものです。
 ものづくりの現場を支える工業製品・加工技術から、ユニークなデザインやアイデアを活かした消費者向けの製品に至るまで幅広い製品・技術が認定されています。

S★スペラーにNewバージョン登場!

新型S★スペラー

環境に優しいS★スペラーをコンセプトとして、植物性材料の適用に挑戦中です。黒が従来の材料を使用したもので、緑がサトウキビの絞りかすを練り込んだ新たな樹脂を使用したNewバージョンです。ほかにもS★スペラーは進化を続けています。先端部を粘着剤が付きにくい形状にすることで作業性を大幅に改善したり、穴形状も丸穴から長穴にしてストラップを通しやすくなっています。

使用事例

金型磨き用途として企画したS★スペラーですが、使い勝手の良さから様々な分野で適用アプリケーションが日々拡大しつつあります。

使用事例1使用事例1

株式会社 スリーハイ 様:
シリコンラバーの加工ツールとして採用いただきました!使い勝手が抜群と非常にご満足いただいています。
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使用事22使用事例2

株式会社 JP TIGHT 様:
以下に示す特徴を備えたヘラがステッカー剥がしにピッタリと、プロライダーの間でも大好評とのこと。豊富なラインナップから最適な一品をセレクトいたしました。

  1. ステッカーの接着面に入り込みやすい先端形状
  2. ヘラへの接着剤付着を防ぐ素材を使用
  3. 小型で邪魔にならない手のひらサイズ
  4. 作業性抜群のグリップ感としなやかヘッドの使用感

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使用事例3

株式会社 KPN 様
カーラッピングのシート貼り施工ツールとしてご活用いただいています。ヘラ先の独特の形状がボディの隙間に程よく入り込み、理想の仕上がりを実現できると高くご評価いただいています。

主力製品

熱可塑性樹脂 射出成形用金型

熱可塑性射出成形で試作品、弱電内外装部品等
精密・薄肉から肉厚成形まで幅広く対応できます。

    指紋・認証ケース

小ロット生産金型

最大金型ベースサイズ 
W:250 D:300 H:250 50tを
得意としております。

     小ロット生産金型

  部品加工

     寸法精度が要求される各種金属加工と
     表面処理を行います。
     無電解ニッケルメッキ ①~③部品

         ①ジンバル(自由継手)


   トランス用コイルボビン

   芯を出すために組加工を行いました。
   
   ②架台を支えるジンバル(自由継手)

   
   ③キャスター昇降機

プラスチック射出成形金型におけるアンダーカットとは?


突起物や穴形状等、金型から取り出せない形状部分であり、左記の円で囲んだ箇所になります。
アンダーカットがある製品は単純に金型を分割して成形品を取り出せなくなるため、
アンダーカット対策が必須になります。


アンダーカット対策のひとつであるスライドコアとは?


アンダーカットを処理するために移動する部分であり、左記のように型抜き方向と異なる方向へ
スライドさせることで、型抜きの際のアンダーカット部の干渉を回避します。


スライドコアより置き駒(置き中子)がオススメ!


複雑な設計を必要とするスライドコア金型が不要となり、初期費用を圧倒的に安くできます!
一方置き駒(置き中子)の取り外しを手作業で行う必要があり、小ロット生産向けですが、
まさにシブヤの得意とする処理法になります。是非ご相談ください!

置き駒(置き中子)方式の試作金型のご相談はシブヤまで!

技術開発例

○ガラス繊維強化樹脂ブロックの製作技術

金型レスにより大幅なコストダウンとリードタイム短縮を実現!

平成24年度の「補正ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」に採択され、「ガラス繊維強化樹脂ブロック(PC/PBT)の製作技術」を確立いたしました。

■従来の課題
 強度向上のためガラス繊維を練りこんだ複合材料を試作品の製作用途としてブロック成形する場合、ガラスの配合割合が増えるにつれ均質性が損なわれ、内部にス(空隙)が入ってしまうといった技術的な課題がありました。

■本技術の効果
 本技術により金型レスでの試作品製作が可能となり、大幅なコストダウンとリードタイムの短縮を実現できます。樹脂ブロックをマシニングセンターで切削加工し、さまざまな用途に展開可能です。市販ルートでは入手が困難な「厚さ」、「色合い」、「質感」を具現化でき、自動車、電気機械製造業はもちろん、建築、ヘルスケアといった幅広い業種での需要も期待できます。

■開発実績のご紹介
 平成26年度/27年度に建築資材部品の開発用途として、従来にない色調のオリジナル樹脂ブロックを製作納入いたしました。





ガラス繊維強化樹脂ブロック
対応サイズ:50×70×15mm程度  お問い合わせはこちらまで

新分野製品

  巻き爪矯正ワイヤ





 既製品で納得のいかない
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